2つのスレッドリフトセミナー

2015年3月22日 日曜日

今日3月22日(日)は大阪で2つのスレッドリフトセミナーが開かれ、両方に参加してきました。

午前はニュートンコグリフトとヘバフィルのセミナーでした。

スレッドリフトとは糸によくフェイスリフトですが、当院で行っていたウルトラVリフトは画鋲で皮膚を固定するように吸収糸を顔全体に留置することでリフトアップをはかり、留置した糸が徐々に吸収される過程でコラーゲンが合成することでたるみを改善します。

ただ糸自体に引き上げる効果はないため、効果の弱い治療でした。

ニュートンコグリフトとはとは細かな「トゲ(コグ)」が付いた吸収糸を皮膚内の組織に引っ掛けることで、たるみを引き上げます。重力によるたるみに対してトゲが効率的に組織を引き上げるだけでなく、コラーゲンを増生させる作用もあるため糸が完全に吸収された後も肌の若返りが維持でき、リフトアップ効果の持続を期待できます。

 

今までの糸よりも少ない本数で強く引き上げることができ、よりリフトアップ効果を高めてくれます 。

またヘバフィルはこの吸収糸の材料であるPDOをナノカプセル化した注射液で、ヒアルロン酸注射と同様徐々に吸収されるフィラーです。
 

 


これをPRP(多血小板血漿)と混ぜて使用すると相乗効果を期待でき、持続期間は2年間と長くなります。
またヒアルロン酸と違って
下眼瞼のような皮膚の薄い部分へのなじみが良いので、仕上がりが自然です。
さらにボトックスを混ぜることで
表情じわの改善も期待できます。

コグ付スレッドリフトと併用することで引き上げたり、ボリュームを出したりして
顔全体のシワたるみを改善するトータルアンチエイジングリフトが可能になります。

午後からは別の業者のシルエットリフト(3Dリフト)とコグ付スレッドリフトのセミナーでした。
シルエットリフトはやはり組織を引っかける効果のあるコーン付きの吸収糸によるフェイスリフトです。

 

 

 


効果はコグ付スレッドリフトよりも強いそうです。
ただ針は鋭針のため、組織に対する損傷は少なからずありそうです。
またこの業者もコグ付スレッドリフトを扱っていて、併用することで顔全体のリフトアップが可能です。


当院でもこのスレッドリフトを導入する予定です。
詳細は決定次第、ホームページでお知らせします。

名古屋 アンチエイジング 再生医療 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック

投稿者:佐井泌尿器科・皮フ科クリニック

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