太るとたるむ

2015年7月31日 金曜日

今回は日本美容皮膚科学会で優秀演題となった資生堂リサーチセンターの江連先生の研究「皮膚弾力性と表面形状の変化における皮下脂肪組織の重要性」を紹介します。

太るとたるむ

肥満のない場合、小型の脂肪細胞はアディポネクチンを分泌し
真皮の線維芽細胞からコラーゲン、ヒアルロン酸を促進し
真皮を良好な状態に保っています。

これに対し、太ることで脂肪細胞が増加、肥大し、
これによりMMP9という物質を分泌します。
このMMP9が真皮の弾性線維を分解し、皮膚の弾力性が低下し、たるむのです。

たるみを予防するにはまず太らないことが重要です。
しかし加齢とともに基礎代謝が落ちていくため徐々に太っていくのが普通です。
太ってしまった場合には皮下脂肪の正常化がたるみの改善につながります。

当院で行っているテノールは脂肪細胞を破壊ぜず代謝を促進して皮下脂肪を減らします。
また真皮への作用も期待できますので、自然な若返りにもってこいの治療です。

テノールによるサーモリバースについてはこちら

いったんたるんでしまったものを改善するには時間も費用もかかります。
老化は止められません。
たるむ前に対処するようにしましょう!

なお8月9日より16日まで夏期休診となっています。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

投稿者:佐井泌尿器科・皮フ科クリニック

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