ピコシュア
レーザー治療
ピコ秒レーザー ピコシュア(PicoSure)
当院にはナノ秒発振のQスイッチNd:YAGレーザー「スペクトラ」がありますが、今回導入したピコシュア(PicoSure)はピコ秒発振のQスイッチアレキサンドライトレーザーになります。
ピコシュア(PicoSure)は照射する波長が1064nmのNd:YAGレーザーよりも短い755nmのアレキサンドライトレーザーで、一番大きな違いは照射する時間(パルス幅)が従来のナノ秒発振レーザーよりピコ秒発振レーザーは7〜70倍も短いと言うことです。
- ピコ秒レーザーの驚異的効果
- ピコシュア・フォーカスレンズでたるみの引き締めと皮膚の入れ替えを同時に実現!
- 治療法は6種類
従来のレーザーはレーザーがメラニンに吸収されると熱が発生 (光・熱作用)することでメラニンを破壊していましたが、ピコ秒レーザーは熱に変わる前に応力(光・衝撃波作用)が発生しこれによりメラニンを砕きます。つまりピコシュアはスペクトラの7倍短いパルス幅でかつ7倍の出力で熱作用ではなく機械的に作用するため、メラニンの少ない薄いしみでもメラニン粒子を細かく砕いて排出を促します。これにより従来のナノ秒レーザーとは比べ物にならないほど「早く」、「綺麗に」シミを取り除くため、通常1−2回でシミを薄くできます。
またピコシュアはシミ・肝斑治療だけでなく入れ墨の除去にも有効で、やはり従来よりも少ない回数で治療を行えます。
こうしてスペクトラでは限界だった薄いシミの全顔治療が可能になりました。
ピコシュアのもう一つの特長はフォーカスレンズの存在です。
これは密接した複数の回折レンズにレーザーをフォーカスさせて照射し、エネルギーを何百ものマイクロスポットに集束させます。つまりピコ秒レーザーをフラクショナル(点状)に照射することになります。
このマイクロスポットへのエネルギー量は通常照射の最大20倍になり、真皮に微小な損傷を生じます。これにより何が期待できるかというと小じわの解消、毛穴の引き締め、くすみの改善、ニキビ痕の改善(赤み・凹凸)や肌の若返りなどに対する効果です。
ピコシュアは米国FDAで刺青, 色素性病変, しわ, ニキビ痕に対して承認を受けています。
他のピコ秒発振レーザーにも同じような照射が可能な機器がありますが、使用されている波長がすべて1064nmのNd:YAGレーザーです。これに対しピコシュアは755 nmのアレキサンドライトレーザーであるため、
1064nmと比べメラニン吸光度が3倍 = 低出力で照射が可能
低出力での熱損傷のない光・衝撃波による効果 = 患者の安全性が高くなる
と言ったメリットがあり、このため効果的でありながらダウンタイムがきわめて短いのが特長になります。
実際の照射では総エネルギーの70%がマイクロスポットから照射、残り30%はその周囲から低フルエンスで照射されています。このため高フルエンスで照射されているのは治療面積の10%未満になり、ダウンタイムと疼痛を減少できました。効果は点状に照射された皮膚にフォトメカニカルに「衝撃波」を起こすことで真皮を傷つけ、新しいコラーゲンとエラスチンを生成させます。
似たような治療にアファーム・マルチプレックスがありますが、これは光・熱作用を利用しているため照射時の熱エネルギーによってダウンタイムと疼痛が必須です。
☆ ピコシュアの治療メニューには6種類あります。いずれも税別(治療間隔はすべて5週間に1回)
ピコ・ショット
シミだけを部分的に強力に治療
ピコ・フルショット
顔全体の目立つシミに個数制限なく、ピコ・ショット
ピコ・トーニング
低フルエンスで顔全体に照射し、肝斑や薄いシミを除去
ピコ・フラクショナル
フォーカスレンズを使用し、シミだけでなく小じわの解消、毛穴の引き締め、くすみの改善、ニキビ痕を改善(赤み・凹凸)
ダウンタイムは1日
※24時間のダウンタイムあり。肝斑のある方はできません。
ピコシュア・ホワイト
麻酔クリーム塗布+ピコ・フルショット+ピコ・トーニング+成長因子導入(ケアシス)
※24時間のダウンタイムあり。肝斑のある方はできません。
ピコシュア・フェイシャル
麻酔クリーム塗布+ピコ・トーニング+ピコ・フラクショナル+成長因子導入(ケアシス)
※24時間のダウンタイムあり。肝斑のある方はできません。
ピコ・フルコース
麻酔クリーム塗布+ピコ・フルショット+ピコ・トーニング+ピコ・フラクショナル+成長因子導入(ケアシス)
ピコ秒レーザーのすべての効果を期待できる総合アンチエイジング治療
※24時間のダウンタイムあり。肝斑のある方はできません。
- I2PLフォト美顔やスペクトラでは改善が認められない、淡いシミやこじわ・たるみを改善したい方
- 強力であるがダウンタイムが少なく色と質感を改善する治療を望む方
- 治療後テープを貼る必要がなく、炎症後色素沈着の可能性も少ない、日常生活に影響しないしみ治療を望まれる方
麻酔は基本的には不要で、麻酔がなくても耐えられる痛みです。
痛みに弱い方は追加料金(施術料金の10%)で麻酔も可能です。
レーザー照射
ピコ・ショット、ピコ・フルショット、ピコ・トーニングはクーリングのみ
ピコ・フラクショナル、ピコシュア・フェイシャルはEGFクーリングパック
ピコ・フルコースは成長因子導入
◇ ピコ・フラクショナルの原理
フラクショナル照射でもダウンタイムは最小限
ピコ・フラクショナルで用いるフォーカスレンズは総エネルギーの70%がマイクロスポットから照射、残り30%はその周囲から低出力で照射されます。高フルエンスで照射されたレーザーは皮膚の約10%に作用し,光衝撃波により真皮に空胞を形成しその治癒過程で新しいコラーゲンとエラスチンを生成します。残りの低出力で照射されたレーザーはメラニンを破壊します。
Focusレンズにより高められた高密度のレーザーが照射されることにより、表皮内に空胞が形成する
これが今までのフラクショナル治療と大きな違い
このようにピコ・フラクショナルはダウンタイムと疼痛が少なく、皮膚への負担を最小限に抑えながら、しみ治療と同時にシワ、たるみの治療が可能になりました。
当院でも行っているフラクショナルレーザー「アファーム・マルチプレックス」と比較すると下記のようになります。
ピコ・フラクショナル | アファーム・マルチプレックス | |
目的 | メラニンの破壊とコラーゲン合成 | 肌の入れ替え+たるみの引き締め |
波長 | 755nm | 1320nm/1440nm |
平均治療回数 | 3~5回/1クール | 3~5回/1クール |
痛み | 弱い | 比較的弱い |
麻酔の必要性 | 通常不要 | 必要 |
ダウンタイム | 1日 | 1~3日 |
治療直後の状態 | 赤み、軽い腫れ | 赤み、腫れ |
施術後は多少の熱感が残る場合があり、またピコ・フラクショナルを受けた場合は24時間ほど赤みが残ります。
ピコ・ショット、ピコ・フルショットで確実なしみ除去をご希望の場合は施術後にテープ保護の必要はありませんが、一時的にしみが濃くなる場合があります。
治療伴う主なリスクはレーザーの熱作用で火傷を生じることです。
副作用は火傷を生じた場合、赤みや色素沈着が残る場合がまれにあります。
ピコシュアの症例(しみ,肌のトーンの変化)
1回治療後
ピコ・フルコース 1回 110,000円(税込)
治療伴う主なリスクはレーザーの熱作用で火傷を生じることです。
副作用は火傷を生じた場合、赤みや色素沈着が残る場合がまれにあります。
ピコシュアの症例(しわの変化)
4回治療後
ピコ・フラクショナル 1回 55,000円(税込)
治療伴う主なリスクはレーザーの熱作用で火傷を生じることです。
副作用は火傷を生じた場合、赤みや色素沈着が残る場合がまれにあります。
ピコシュアの症例(ニキビ跡の変化)
4回治療後
ピコ・フラクショナル 1回 55,000円(税込)
治療伴う主なリスクはレーザーの熱作用で火傷を生じることです。
副作用は火傷を生じた場合、赤みや色素沈着が残る場合がまれにあります。
ピコシュアの症例(ニキビ跡の変化)
4回治療後
ピコ・フラクショナル 1回 55,000円(税込)
治療伴う主なリスクはレーザーの熱作用で火傷を生じることです。
副作用は火傷を生じた場合、赤みや色素沈着が残る場合がまれにあります。
料金(税込)
ピコ・ショット 1cm2 1個につき | 16,500円 |
---|---|
ピコ・フルショット(ピコ・ショット顔全体うち放題) | 55,000円 |
ピコ・トーニング | 44,000円 |
ピコ・フラクショナル | 55,000円 |
ピコ・ホワイト (麻酔+ピコ・フルショット+ピコ・トーニング+成長因子導入) | 77,000円 |
ピコシュア・フェイシャル (麻酔+ピコ・トーニング+ピコ・フラクショナル+成長因子導入) | 77,000円 |
ピコ・フルコース (麻酔+ピコ・トーニング+ピコ・フラクショナル ± ピコ・フルショット+成長因子導入) | 110,000円 |
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■所在地
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愛知県名古屋市天白区平針2丁目
1906番地 KMビル2F
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午後 16:00 ~ 19:00
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